【マシロ文学】【吸血鬼×少女】囚われの吸血鬼と呪われた少女

By 山本麻白

Written by 里見義堯@yoshitaka

👁️ 8 views 🔖 0 bookmarks 📅 2026-06-13 22:15 ✏️ Updated 2026-07-15

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出典:https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17694313 概要欄 【あらすじ】 吸血鬼 血の契約に囚われて悪魔祓いの少女の命を救おうする 少女(リスナー) 悪魔祓いの最後の生き残りだから、過去に先祖が払った魔物や悪霊たちの呪いによって命が消えようとしている ☆吸血音がYouTube等ではR指定になり広告等がつかない場合がありますので、ご使用の際にはお気をつけください。 台本の書き方が通常と異なるためご使用の際はお気をつけ下さい。 《ご挨拶》 初めまして拙い本を手に取って頂きありがとうございます。 《朗読して下さる演者様へ》 話の本筋が変わらないアレンジや言い回しの変更は演者様にお任せします。 文字と読み言葉では違いが出ますので、その辺に関しましても演者様のやり易い方向でお願いいたします。 作中内のSEもあれば付けていただいて、無ければ飛ばして大丈夫です(話の流れで必要な部分のみ表現して頂ければOK) 読んで頂けたら嬉しいです。 動画(YouTube)として残る際は葛葉 茉白の名前の明記をお願いします。 宜しくお願いいたします。 タグ オリジナル,恋愛,フリー,台本,女性向け,吸血鬼,ヴァンパイア,ドS,悪魔祓い,宿命,シチュエーションボイス,呪い,看病

【囚われの吸血鬼と呪われた少女】 吸血鬼 血の契約に囚われて悪魔祓いの少女の命を救おうする 少女(リスナー) 悪魔祓いの最後の生き残りだから、過去に先祖が払った魔物や悪霊たちの呪いによって命が消えようとしている ~~本編~~ ○病室(夜) 窓がスーッと開く 黒い影が部屋の中に入ってくる ベッドに寝ている少女に声をかける 「……」 少女は薄らと目を開けて優しく微笑む 「…さっさと吸わせろ」 吸血鬼が少女に覆いかぶさって首筋に噛み付こうとする 少女のもつ不思議なオーラによって弾き飛ばされる 「あっ…っイッて…」 身体をさすりながらが 「なんでいつもこう弾き飛ばされるんだ」 「…お前はなぜこんなにも頑なに拒む…吸血鬼になれば今ある苦しみや痛みから開放されるっていうのに…」 そんな事は無いと首をふる少女 「ばーか、俺に強がっても無駄だと何度教えれば済む(笑)」 そっと頭を撫でて 「そろそろ本気で俺に血を吸わせろよ」 首を振る少女 「全く強情(ごうじょう)な小娘(こむすめ)だな…だがそれもそろそろ終わりにしろ (声のトーンを落として)もう時間が残りわずかだ…」 「お前の病気は現代医学じゃ治せない。お前を生かす方法は吸血鬼になるそれ以外は無いんだ」 真っ直ぐに少女の目を見て 「(静かに怒り気味)はぁ…お前の本心は死にたいのか?それとも生きたいのか?どっちなんだ!」 目を逸らす少女 「そうやって肝心なところは黙る。人間の悪い癖だ」 しばし沈黙… 「お前のその病気はいにしえの黒魔術、呪いのせいだ。だからいくら現代医学が発達しようとお前はこのまま朽ち果てるのを待つだけしかない。わかってるか!」 黙って頷く少女 「だったらさっさと俺に血を吸われて吸血鬼になればいいだろ」 「(イライラしながら)俺はここでお前に死なれると困るんだ。遠い昔、お前の先祖に助けられてその時に血の契約を交わした。もしも子孫に何かあれば俺の命をかけて助けると…血の契約は守られなければならない。そうしないと俺は生きてる限りこの契約に縛られて自由にはなれないんだ」 布団を被る少女 布団をポンポンと叩いて 「…お前の心の中を教えてくれないか?」 廊下を歩く足音が聞こえる 「おっと…見回りの時間か」 ベッドサイドから離れる 窓に手をかけて振り返りながら 「また来る…」 吸血鬼は蝙蝠(コウモリ)になって夜空へ飛び立っていく しばし沈黙 ○病院の屋上(夜) 風が吹いている 少女は車椅子でフェンス越しに下を眺めている 吸血鬼が背後から声をかける 「病室にいないから屋上だと思った。横になってなくても平気なのか?」 夜空を仰ぐ少女 「今夜は満月だから月の光を浴びてを気分がいいってか…」 月に照らされる少女 「お前、きっと覚醒したらかなり魔力の強い悪魔祓いになるんだろうな」 「(ピンと来たように)だからか…」 振り返って吸血鬼を見つめる少女 「悪魔だって祓われたくない。なら先手を打ってお前の力が覚醒する前に呪い殺す。そうでなきゃお前みたいな小娘を殺すメリットなんかどこにもない」 ふーんと気のない返事をする少女 「ふーんって他人事(ひとごと)だなお前」 黙って空を見上げる少女 「まぁそう簡単に殺させはしないけどな」 吸血鬼は背後からゆっくりと少女の正面に周り膝をついて視線を合わせる 「さて、ここからが本題だ。いつもみたいにはぐらかす事も逃げる事も許さない。俺の眼を見て話せ」 視線を逸そうとする少女 しかし身体の自由が効かない 「無駄だ。お前の身体はいま俺に支配されてる。俺の命令がなければ動かない。それともいつものように弾き飛ばすか?」 「それも無理だろうな…満月はお前だけの味方じゃない。俺たち吸血鬼にとっても力の源だ」 …… 「話せ」 心の内を語りだす少女 「……」 「……それって」 「……あぁ悪い」」 少女は話終えると吸血鬼の顔を真っ直ぐに見つめる 「…そんな事を考えてたのか…だがそれはお前が全部背負う必要はない」 「確かにお前の先祖はたくさんの悪魔祓いをしてきた。悪魔だけじゃなくて悪霊や妖怪の類も祓ってきた。その怨念の固まりがお前に呪いという形で取り憑いてる」 「それらを全部を背負って死ぬっていうお前の覚悟は確かに尊いかもしれないが…俺に言わせれば無駄死に以外の何者でもない…」 「だってそうだろ、お前は悪魔祓いの最後の一人…この先を見ないでどうする」 「…過去は精算できても未来までは出来ないってことだ…」 「??そんなの知るかよ。吸血鬼の悪魔祓いなんて聞いたことも無い…あぁでもお前が吸血鬼になればそうなるのか…」 「(考えを纏めるふうにぶつぶつと)吸血鬼の悪魔祓いねぇ…ある意味最凶か…こいつ元々の魔力もかなり強いし…」 少女が吸血鬼をポンポンと叩く 「わるい…これから俺はお前を呪いから守るために吸血鬼にする。人には強力な呪いでも人外にはなんの意味も持たないからな。お前の命は助かり、俺は契約を完了させることが出来る」 「…わかってる。契約が無くなったからってお前を一人しなきゃいいんだろ?お前が一人前の吸血鬼として生活出来るようになるまで一緒に居る」 「安心して目を瞑れ」 吸血シーン開始 首筋にゆっくりと噛み付いて吸血する 基本おまかせ 吸血シーン終了 「…血がかなり薄くなってる。ギリギリ間に合ったか…」 動悸がして息が上がる少女 「吸血鬼の唾液には色んな効果がある。きっとその動悸が治まれば身体はずっと楽になってるはずだ」 吸血鬼になれた? 「さて…ん?ばーかまだなってねぇよ。吸血鬼になるのまだまだ先、もっと元気になってからだ」 「その為にもこれから毎日、血を吸いに来るからな。待ってろよ(笑)」 ジ・エンド