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炎上弁護士

『炎上弁護士 なぜ僕が100万回の殺害予告を受けることになったのか』(えんじょうべんごし なぜぼくがひゃくまんかいのさつがいよこくをうけることになったのか)とは、2018年12月13日より日本実業出版社から出版された唐澤貴洋著の法律書である。教徒からは「恒ラン」、「カーラン」、「恒約聖書」、「怪文書」、(そのツイート炎上します!と対比して)「旧約聖書」などとも呼ばれている。ISBNは978-4-534-05648-1。

本文に関してはこちらを参照。

概要


2018年11月6日、Amazonの商品ページから尊師が出版を予定していることが判明した。この時点での発売日は2018年12月7日だった。

唐澤貴洋単独としては初めて出版した本で、自伝本と言える。出版前から非常に注目度が高く、2018年の恒心教において最大級の関心事となっていた。書物という形で後世に残る「歴史書」や真理の御魂 最聖 唐澤貴洋尊師が著した宗教書つまりは「聖書」としての役割も期待された他、未知の内容が多数開示されると思われ、事実追求路線に対して膨大な貢献が期待されていた。AbemaPrimeにおいて醜態を晒した尊師のさらなる無能ぶりを一般社会に大きく知らしめることで「布教路線」においても期待されており、多数の誤字脱字やおかしな日本語(尊師語録)を期待する声もあった。

反面、唐澤本人は本炎上に関して自業自得な面を徹底的に隠してきた事実から、今回も「自分は100%被害者」という責任転嫁(唐澤貴洋被害者説)を行うと考えられていた。

購入すると尊師に献金することになるため、その是非についても議論があった。

目次の変更

発売が間近になった頃、目次のタイトルの「犯人」が「加害者」、「依頼者」が「人権」に修正されているのが発見された。
なぜ脱稿寸前の時期になってタイトルを変えたのかは不明だが、「チンフェ重光ネキをはじめとした多くの依頼者を見捨ててきたくせに」と多くの教徒から突っ込まれたからではないか、あるいはしばき隊からの横槍が入ってタイトルを変えさせられたのではないか、などといった推測がされている。

表紙


2018年12月3日に表紙開示。2014年頃に作成された架空書籍の画像(福嶋誠也『弁護士K暗殺計画』)とよく似ていることが話題となった。

本書の表紙は法律事務所Steadiness公式サイトのプロフィールに貼られている唐澤貴洋の宣材写真を加工したものである。

発売、刊行メッセージ

2018年12月13日に予定通り発売され、日本実業出版社は発刊記念としてプロローグ部分の無料公開、唐澤貴洋による書き下ろしメッセージ「刊行によせて」を発表した。 12月18日にはKindle版の配信も開始された。 東京地方裁判所地下1階売店では、レジ前に本書が山積みになっており、注目度の高さが伺われる。

サイン入り書籍プレゼント企画


2018年12月3日、TOKYO MX内の番組であるバラいろダンディに尊師が出演した際、番組の終わりに直筆サイン入りの『炎上弁護士』を抽選で5名にプレゼントする企画が発表された。
尊師のために自分の住所を捧げて応募することを躊躇う教徒も少数いたが、法律事務所Steadiness掲示板なんJでは非常に多くの応募者で溢れた。応募は同月5日までだった。
2018年12月15日、実際に「声なき声に力を。唐澤貴洋」などと書かれたサイン入り本が当選者のtwitterなどで開示された。

焚書


発売から3日後、火によるポアが実施された。 2022年10月2日にも焚書画像が開示された。

考察

まえがき

  • 巷で炎上弁護士と呼ばれていると主張しているが、この本の発売前まではそんな呼称を使う者は殆どおらず、教徒側からは「無能弁護士」、一般人からは「一部で有名な弁護士」などと主に呼ばれていた。

プロローグ 100万回の殺害予告が来るまで

  • 16年1月4日に自宅マンション(コアシティ東大島)に書類(オメガ文学)を送り付けられる。
    • 部屋番号未記入のまま唐澤貴洋の郵便受けに入れてくれた。
  • 「掲示板やSNSで私をネタとしてからかい、揶揄して、勝手にねつ造されたものばかりである。」当然の如く事実追求路線を無視。
  • 慶応のIPからカラコロがあった。大学側は抗議に対して未回答。

第1章 なぜ、僕が炎上弁護士になってしまったのか

  • 「事の始まりは、2012年3月。当時、インターネットの電子掲示板「2ちゃんねる」で誹謗中傷されていた少年の弁護を引き受けて、誹謗中傷記事の削除請求等を行ったことでした。」
    • 長谷川亮太についての唯一の記述。前後の説明は一切なし。
  • 「削除請求や匿名投稿者の特定などの依頼をすべてインターネット上で行うという方式をとっていました。」インターネット上と公開掲示板の区別がついていない。
  • アイドル大量フォローの問題点が理解できていない。
  • p.34 炎上の原因の一つである無差別開示サジェスト汚染対策で行った。また、裁判所から正式に決定を取得したもので無差別ではないという。
  • pp.38-39 副題にもなっている100万件の殺害予告は警察から聞いたものであると主張。本書の発売前までは「インターネット上で言われているのは」などぼやけた表現を使っていた。
  • 誹謗中傷が始まって数週間、アルコールを飲まないと眠れなくなった。
  • 殺害予告ランキングとかいうソース不明のコピペで自分の殺害予告数をアピール。しかもジョージ・ブッシュが2人いることが分かっていない。

第2章 弁護士を目指したきっかけは、弟の死

  • 小学校時代、1歳年下のの同級生に喧嘩を売る。「ケンカは強い方だった。」
  • 厚史自殺は95年8月25日。
  • 洋はよく神社やお遍路に行くようになった。
  • 親戚「自殺したのは貴洋の方だと思った。」
    • 弟が自殺した相手にかける言葉にしては辛辣すぎないか。作り話?一家の河野家での扱いが悪い?
  • 高校の帰りに厚史の墓(東光院と思われる)で泣いたこともある。

第3章 落ちこぼれが弁護士になるまでの茨の道

  • 高校の同級生はくだらないことで虚勢を張っていた。
  • 洋は高校を中退することについてに何も意見しなかった。
  • 『従兄弟』とよく比べられていた。判明しているのは河野沙季山田カズコとその妹で、全員が女性。誤字?未発掘の親族が存在?
  • p.69 高校中退後、母の化粧品を使い変装して競馬場に入り浸る。
  • p.70 母親に精神科に連れて行かれる。結果は正常。
  • 両親に本人に無断で定時制高校の入学届を出される。
  • 大学の同級生「Sクン」とは友人関係が続いている、今も助けてもらっている。
  • 弁護士になったのはリーガルサスペンスものの映画に影響を受けたから。
  • インターンはヤミ金救済機関へ。「ヤミ金からの電話を受けて、ものすごい勢いで怒鳴りながら言い合いをするようなことを、嬉々としてやっていました。」
  • 「弱者から金を奪ったり、正当な権利をないがしろにしたり、利用したり、だましたり、いろいろな格差を利用してやり込めるのは絶対に許せない。」
    という割には依頼人はブラック企業霊感商法。IP開示に留まり名誉棄損訴訟を行わず被害者から着手金をふんだくって救済しない。

第4章 弁護士になってからも茨の道は続いた

  • 神田のある弁護士事務所(坂本総合法律事務所)に入所。
    • 雑用まで自分でやらなければならないこと腹が立ち三ヶ月で辞める決意をする。
    • 事務所の先輩とは今でも連絡を取り合っている。
      • 判明しているのは小西一郎だけであるが、仲が悪そうなツイートだったこと、小西失踪が決定的になった時期の執筆と思われることから小西ではないと思われる。
    • 「看板を下ろし廃業し」たとあるが、同事務所は2021年1月の時点で健在。
  • p.99 すべての基点である長谷川亮太についての記述がたったの数行、炎上を拡大してしまったことへの謝罪も当然無し。
  • 殺害予告の開始を「誹謗中傷が始まって5か月くらい~」としている。実際にはdion君が12年7月(約4か月経過)に初カラコロ。また、現代ビジネスでは「11月ごろ(8か月経過)」としていた。
  • 炎上するようなことをやって注目を集めているニートの青年が事務所に来た。(月永?)
  • p.103 0chiakiの逮捕年を2014年7月としている。(15年6月が正しい)
  • p.114 4Kは墓の写真を撮っただけなのに墓荒らしの原因にされている。
  • 「子どもがインターネットでどんな活動をしているのか、親がまったく知り得ない、把握しきれていないというのも、大きな問題です。」
    • 「行動範囲も交友関係も、親が把握していないところまで広がります。~(厚史の自殺は)仕方がなかったことだと思ってほしいのです」(2章)とある。流れるようなダブルスタンダード。
    • なお、彼の親は息子が自殺するまで何をしていたのか知らなかったもよう
  • 加害者・親を「個人情報をネットに書いたら息子の人生は終わる」と脅す。(裁判上知り得た個人情報を他に使う事は当然違法。)
    • 篠田健太郎岩尾亮佑などの特定されたコテハンがそこまで悲惨な人生になったとは思えない。唐澤の直面している炎上と全く同じことが起きると思っている。
  • 自分が炎上した理由「実在の人物ではなく『唐澤貴洋』というキャラクターで遊んでいる」「後ろ盾のない若手の弁護士だから」。
  • 「不審な植木鉢からセシウムが検出」臭芋祐一ちばけんまから持ち出したものか?セシウムは大気中核実験の影響で世界中の土から検出される。

第5章 ネット社会のゆがみ、人の心の闇を思い知らされた

  • 「炎上」を「~批判行為を繰り返すこと」と定義。普通「ネットで炎上した」と批判を受ける側が主語になるが、唐澤は「炎上行為」など批判する側を主語に「炎上」を使っている。
  • 「私のような個人の場合実際に炎上に参加している人数は一握り」という妄想にしがみついている。
  • 「炎上参加者の中で共食いが起こる」臭芋炎上などもウォッチしている?
  • p.132 差別主義者唐澤貴洋、「炎上参加者はコミュ障。」
  • p.133 警察庁の国際捜査管理官から連絡をうける。ドイツの警察から唐澤貴洋を名乗る人物からの爆破予告について問い合わせがあったという。同時期エッフェル塔にも同様の予告があった。
  • p.143 唐澤貴洋、「Wikipediaを読むと思考能力が下がる」(要約)
  • 「自分が炎上状態になったときの対策法について、お伝えしたいと思います。」
    • 「反論するな、弁護士も警察もあてにならない、炎上したくなければネットに書きこむな」と至極まともなことを言っている。
  • p.146 差別主義者唐澤貴洋、「炎上参加者は嫉妬民。」

第6章 100万回の殺害予告を受けても、僕は弁護士を辞めない

  • ペーパーカンパニーであることが明らかになっていたパケットモンスターの閉鎖異議申し立てをしたことを、さも有能な行動であったかのように書く。
  • チョウ」のぬいぐるみが送り付けられた。受け取りが確認されているダチョウのぬいぐるみと間違えている?ガチョウも送付?
  • 「中学生くらいの子供たちがワーキャー言いながらイタズラ電話をかけてくる」ことがよくある。
  • 依頼人の身元・身分証を事前に確認している。うしじまいい肉の言っていた「依頼人の顔写真を撮って保存している」も事実であった可能性が高くなった。
  • 新規の客はほぼおらず、友人からの紹介がほとんど。

エピローグ すべては人権のために

  • p.190 山梨学院大学での特別講演中に自身が盗撮されたことはシャッター音で気付いていた。

被害者を守る法律をつくりたい

  • この本を書いた理由の一つが法律を改正したいから。
  • 作りたい法律
    • 殺害予告など明らかに問題なものはルールを決めてアウトにする。
    • いちいち裁判せずに第三者機関に開示させる。
    • ネットで住所をばらまくなどの行為も処罰できるようにする。
    • 名誉毀損罪の罰則をあげる。
    • 開示したのがバレると炎上するので匿名でできるようにする。
    • 特定の団体は当事者でなくても開示できるようにする。
    • 検索エンジン会社には自主的に誹謗中傷に対応させる。
      • 5年で法案成立させるのが目標。10年かかるかも。
      • プロバイダのためにつくられたプロ責法ではなく被害者のための法を作りたい。

信念は曲げない

  • この本の中でもとりわけ酷い部分。悪徳無能弁護士と日頃から言われ続けたことによほど腹が立ったのかそれを否定する言い訳のために書かれたと思われる。その内容は本人とはまるで一致することのない、オウム制作アニメの中の麻原彰晃のような美化された自己像を述べつづけるだけのものとなっており、今までの失態を全てなかったことにするその態度に唐澤貴洋を知る者ならば誰もが殴りたくなること請け合いである。
  • 「私の弁護士業務としてインターネット上の誹謗中傷案件しか担当していないと思われている方がいるのですが、独立から今までさまざまな案件を担当してきました。」
    • そもそも開示請求をしたら名誉毀損・損害賠償請求をするのが筋。開示請求にたいして賠償請求の数が少ないこと自体が問題。たまに請求してみれば東京地方裁判所平成27年(ワ)第16623号など意味不明な主張をして爆死。
  • 「時には、生徒の立場に立ち、学校と戦い、時には、医療過誤の被害者の立場に立ち、病院と戦い、時には、労働者の立場に立ち、企業と戦ってきました。」
    • 「生徒の立場に立ち学校と戦」った裁判が未発掘。西村博嗣の案件?
  • 「「お金を払うだけ無駄ですよ。だから、よく考えてください」などと、率直にはっきりと言うようにしています。」
  • 弁護士という職業は、下手をしたら人の弱みにつけ込むこともできてしまいます。何ら改善の余地がないと思っても、とりあえず依頼を受けて、ただお金だけをもらってしまう弁護士も中にはいるかもしれません。
  • 「犯罪の臭いがしたり、人としておかしいと思ったり、変な片棒を担いだりするような案件はきっぱり断ります。」
    • 一般的には問題があるように思われる人物・集団を、過剰な攻撃から守り法律上の権利を確保するというのは弁護士の一側面である。を自殺で失った経験から悪いもの達に脅かされる人々を法律で守りたいとしてこの側面を否定するのであればこれもまた一人の弁護士の有り様と言えるのだが、実際は変な片棒を担いでばかりいるので何の信念もない言葉になっている。
    • 唐澤貴洋の嘘が凝縮された代表的な一節とされており、いかにも胡散臭い依頼を受任したり、問題があるとされる人物を称賛していたりするときによく引用されている。

総評

尊文を期待されていたが、校正はされており誤字脱字は少ない。文字数は少なく余白でごまかしている。

予想通り、唐澤貴洋は苦悩の日々を過ごしてきた被害者、教徒は陰湿集団とするいつものマウンティングが主張の大半を占めている。

事実追求に資するものとしてこれまで自分語りされていなかった唐澤貴洋の前半生、特に唐澤厚史の死の時期前後が詳細に語られている。ガチでダメージを受けた路線についてや、炎上の恐怖でアルコール中毒になっていたことなどが開示されており、いわば答え合わせ的な楽しみ方もある。また、かなりの頻度で映画関係の話題・たとえ話が入っており、尊師のプライベートを垣間見ることができる。

一方タイトルにもある「なぜ100万回の殺害予告を受けることになったのか」に応答する箇所は全くない。この点はAmazonレビューでもしばしば指摘される。また、法律事務所クロスないし山岡裕明山本祥平についての記述がほぼ皆無な点も不自然である。本書以後のメディア出演でも法律事務所クロスの名前は出していないことから、なんらかの対立があってクロスが解散し黒歴史になっているのではないかともいわれている。

Ersteller: コケマツ · Erstellen: 2026-09-02 11:00 · Letzte Änderung: 2026-09-23 03:04 · 108 Aufrufe · SURL: https://beta.zaimu-kaitai.org/wiki/id/70
Insgesamt 235 Seiten